【御茶ノ水編②】儒学のメッカ湯島聖堂にお参りしてきた。

ふくく
江戸幕府の5代将軍、徳川綱吉って知ってる?
旦那さん
バカにするなよ、さすがにそれくらい知ってるよ。生類憐みの令を出した将軍、別名お犬公方だろ?
ふくく
そうそう。徳川綱吉の政治については評価が分かれるところだけど、実は学問の分野において大きな功績を残してるんだ。
旦那さん
学問で…?なんだっけか…、多分日本史で習ったはずだけど…。

皆さんこんにちは、ふくくです。

今日は御茶ノ水編②ということで、御茶ノ水駅から徒歩2分の「湯島聖堂」にやってまいりました!

前回のニコライ堂同様、駅前だからよく見かけるけど中まで入ったことはない…という方も意外に多いのではないでしょうか?

ニコライ堂の中に入ってみた記事はこちらをどうぞ!

【御茶ノ水編①】東京復活大聖堂(ニコライ堂)へ行ってみた。

2019-06-28

御茶ノ水駅周辺でランチタイム

参詣前に、まずは恒例の腹ごしらえ。

本日は御茶ノ水駅から徒歩4分の「松榮亭」を訪れることに。駅チカですが、どちらかと言えば淡路町駅の方が最寄りになりますね。

実はこちらのお店、1,000円札の肖像画でお馴染みの文豪「夏目漱石」が好んで訪れた洋食屋なのです!

中でも夏目漱石が大好きだったメニューは「洋風かき揚げ」であったと言われています。

旦那さん
でも、なぜ「洋風」なの?
ふくく
それには、夏目漱石と親交の深かった、東京帝国大学教授ヘーゲルが関わっているんだ。

ヘーゲルお抱え料理人がまさにこの松榮亭の初代主人であり、ある日ヘーゲルが急遽「夏目漱石に何か美味いものを作ってやれ。」と言ったため、冷蔵庫のあり合わせの卵や肉で作った揚げ物を出したところ、漱石が非常に気に入ったため、松榮亭の看板メニューにしたのだとか。

ではさっそく、「松榮亭」へやってきました!

店内はカウンターとテーブル席が7〜8席というところで、それほど広くはないのですが、明治期から続いているにも関わらず店内は清潔感があり、デミグラスソースのいい香りで充ちています。

松榮亭の店主は現在で4代目になりますが、明治期の開店当初から、料理に使うソース、マヨネーズや油まで、全て開店当時の伝統を守って作っているそうです。

ハンバーグやオムライスも美味しそうですが、本日は文豪気分で「洋風かき揚げ」を注文。

ちなみに、洋風かき揚げは揚げるのに15分ほどかかりますよ。

けっこう大きい…!

食べてみると、味としてはかき揚げというよりは、おかず系の揚げパン…?屋台のお好み焼き…?

何と表現すればいいでしょうか。食感はちょっとモソモソしています。明治期の日本では、これに「かき揚げ」という言葉を当てはめるしかなかったのかな…?

ふくく
正直に言ってしまうと、「洋風かき揚げ」はあまり私の好みの味ではありませんでした。懐かしい感じがする味といえばそうなのですが…。

私の舌は現代人らしく化学調味料漬けになっていて、繊細な味の機微がわからなくなったのかもしれない…。

でも、文豪になりきって当時と変わらない味付けを味わえたこと自体に価値があると思って、よかったとしましょう!笑

学問の聖地「湯島聖堂」

仰高門
旦那さん
で、話は戻るけど、5代将軍徳川綱吉と湯島聖堂には、どんな関係があるの?
ふくく
5代将軍は儒学の振興を図るため、元禄3年この湯島の地に聖堂を創建して、上野忍岡(現在の上野恩賜公園)の林家私邸にあった廟殿と林家の家塾をここに移したんだ。これが現在の湯島聖堂の始まりなんだよ。

その後およそ100年後の1797年に、幕府直轄学校として、世に名高い「昌平坂学問所」が開設されたんだ。

しかし、明治維新を迎えると聖堂・学問所は新政府の所管となります。当初学問所は大学校・大学と改称されながら存置されましたが、明治4年にはこれを廃して文部省が置かれることとなりました。

こうして林羅山以来240年、学問所となってからは75年の儒学の講筵は、ここにその歴史を閉じてしまいました。

しかし、この年日本で最初の博物館(現在の東京国立博物館)、翌年には東京師範学校や日本初の図書館である書籍館が設置されました。さらに、明治7年には東京女子師範学校が設置され、その後両校は現在の筑波大学、お茶の水女子大学へと発展しました。

旦那さん
へぇ〜、湯島聖堂は維新の荒波の中でも学問所としての伝統を守り続け、200年以上も近代教育の発祥地として、脈々と受け継がれてきたんだね。
ふくく
そうなんだ。大正11年には湯島聖堂は国の史跡に指定されたのだけど、残念ながら翌12年関東大震災が起こり、入徳門と水屋を残してすべて焼失してしまったんだって…。

そのため現在の湯島聖堂は、鉄筋コンクリート造りで再建されたものなんだよ。

湯島聖堂に参詣しよう。

JR御茶ノ水聖橋口を出てすぐ左に曲がると、聖橋が見えます。左手奥に見える大きな建物が東京医科歯科大学ですね。

右側の歩道を歩いていると、途中に下に降りる小さな階段が。こちらが湯島聖堂の「聖橋門(裏出口)」です。

階段を下り切ると、綺麗に整備された緑の道が見えます。木々の香りがいっぱいで気持ちいいすね。

左手に曲がると、湯島聖堂メインの大成殿へと続く大きな「入徳門」が見えてきます。今日は土曜ですが、曇り空だからか参詣客の姿もまばらですね。

ふくく
さて、いよいよ「大成殿」が見えてきました…!
ふくく
わぁ〜!どっしりして厳かな雰囲気…!ここが日本の学問の中心地だったのか…!

この社の奥に儒学の祖「孔子」が祀られています。大成殿の中が公開されるのは土日だけなので、本日は孔子様のお顔を拝見できました。

そして広い前庭では、数十人の方が道着を着て武術の稽古をしていました。おそらく太極拳だと思います。

休日だというのに、精が出ますね。

大成殿の脇にはたくさんの絵馬が吊るされていました。孔子様は学問の神様ということで、ほとんどが合格祈願の絵馬でした、皆さんの祈りが届くといいですね。

大成殿を後にし正門の方へ向かうと、途中に枝が道にかぶさるように枝垂れた大樹が見えてきます。

これは「楷」という名の樹で、中国の孔子の墓所に植えられている名木だそうです。

日本へは大正4年に初めて種子が持ち込まれました。なんと花が咲くのには30年ほどもかかるそうですよ。

楷の樹の奥には、厳かな「孔子銅像」が立っています。

私は無職ニートなので、旦那さんの資格試験の勉強が捗るようにお祈りしてみました。

さらに歩き進むと、「斯文会館」が見えてきます。

「斯文会」は、明治13年に岩倉具視が中心となって、東洋の学術文化の交流を意図して発足した組織です。

関東大震災で消失した湯島聖堂についても斯文会が中心となり、聖堂復興斯成会を組織し全国に募金を募って、1935年再建を果したそうです。現在は湯島聖堂の管理団体に指定されています。

こちらは関係者以外立ち入り禁止なので、一般の方は入らないように注意して下さいね。

昌平坂学問所での文化講座

聖堂では、今なお一流の講師陣による生涯学習講座が開かれています。

講座の種類はあの有名な論語をはじめとし、漢詩、中国古典音楽、健康太極拳と幅広く、中国古典を中心とした本格的な内容となっています。

ご興味のある方は、講座一覧ページをご確認ください。

さて、「湯島聖堂」はいかがでしたでしょうか?

ふくく
受験や資格試験の勉強に励まれている方は、孔子様にあやかって一度参詣してみるのもいいかもしれませんね。もちろん、ご自身の努力も欠かさずに頑張って下さい!
旦那さん
ありがとう、でも無職ニートに言われてもね…。

ではでは!

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2019-07-03

アクセス

湯島聖堂

  • 開園時間&閉館日

公開時間
・午前9時半~午後5時まで(冬季は4時) 
・土,日,祝日には大成殿公開 (午前10時~閉門時間まで) 
閉館日夏季休業 8月13~17日の5日間
年末休業 12月29~31日の3日間
  • 入場料:無料(大成殿内見学は200円)
  • 駐車場:無
  • 住所:東京都文京区湯島1-4-25

松榮亭

  • 営業時間:11:00~14:00(L.O) 17:00~19:30(L.O)
  • 定休日:日曜・祝日
  • 駐車場:無
  • 住所:東京都千代田区淡路町2-8

2 件のコメント

  • 聖橋門から入るのも良い雰囲気ですね。
    漱石好みの洋風かき揚げ、文化的価値を求めて食してみたいと思いました(^^)

    • 駅近なのは聖橋門なのでいつもこちらから入ってました!大きな正面口は今回初めて見ました!笑
      文化的な価値はあるのだと思います…文化的な価値は!。゚(゚´ω`゚)゚。

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