関東随一の規模&神秘性100%の日原鍾乳洞は噂通りすごかった。

ふくく
はぁ、朝日が眩しい…外にでたくない…。
旦那さん
アウトドアブログやってる人間が、何言ってんだよ笑
ふくく
だって、もともと外出るの好きじゃないし…。
旦那さん
じゃあ何でやってんの?
ふくく
外出るまでは億劫だけど、出たら出たですごく楽しいの。お風呂と一緒。
旦那さん
あぁ、ちょっとわかるかも…。

皆さんこんにちは、ふくくです。

東京都内に鍾乳洞ってあると思いますか?

ド田舎者の私は「東京?どうせ鉄の塊しかないだろ‼︎」と見くびっていましたが、東京都内にはなんと3つも鍾乳洞がございます。

  1. 日原鍾乳洞
  2. 大岳鍾乳洞
  3. 三ツ合鍾乳洞

この中で最も有名なのは、やはり関東No.1の規模を誇る日原鍾乳洞だと思います。

さてさて、日原鍾乳洞は、東京都の西の端っこ奥多摩町にございます。奥多摩駅からはバスで約35分。

東京に山奥なんてあるんかい、と思ったあなた。都内とのギャップを感じるせいかわかりませんが、奥多摩の山々は何かとても険しく、人間には太刀打ちできない自然の恐ろしさのようなものを感じるのであります。

鍾乳洞って何?

ご存知の方も多いと思いますが、鍾乳洞とは石灰岩が地下水などによって侵食されてできた洞穴のことです。

要は、ヘルメットをかぶったムキムキおじさん達が掘った人工の穴とは違う、自然の力だけで造られた地下帝国というわけですね。

地下川の水がその勢いだけで、数十万年に渡って約1300キロにもわたる穴を自然に空けたわけです。すごくないですか?まさしく五劫の擦り切れ海砂利水魚ですよ。

我々が深夜残業で家に帰れなくて死にたくなったり、彼氏とくだらない喧嘩してしょうもないツイートしている間にも、鍾乳洞は何食わぬ顔でゆっくりゆっくり、ミリ単位で地底を侵食していっているわけですよ。

悠久の自然を感じませんか?

パワースポットとしての鍾乳洞

さて、鍾乳洞でググると結構な頻度で「パワースポット」と出てくるんですよね。中には日原鍾乳洞を「婚活パワースポット」と称している記事も見かけました。このワード自体がすでに一種のパワーを持ってますよね。

「神秘的=恋愛パワースポット」と捉えるスイーツ思考はさておき、実際にこの日原鍾乳洞も、江戸時代には山岳信仰の聖地として人気スポットだったようです。

現代人からすると「へぇ〜、石灰岩が侵食されてこんな穴ができたのね〜。」で終わるかもしれませんが、未だカガクが世の中に発見されていなかった時代、人々が鍾乳洞に感じる畏怖の念は、我々の想像を容易に超えるものだったはずです。

まぁ、ただ無心で歩いてもつまらないからね、そういうことを妄想しながら楽しみましょう。

リニューアル後の奥多摩駅

やっぱり、平日は人が少なくていいね。

いつも独りで巡ってるからさ、休日は家族連れが多くて、ちょっと心に隙間風が吹くんだよね…笑

今日の奥多摩町の最高気温は30℃。都心部は32℃なので、同じ都内ですが2℃も差があります。これから本格的な夏に入ったら、オススメの避暑地ですね。

この奥多摩駅ですが久々に来たところ、構内がリニューアルされていて驚きました。登山や川下りで遊ぶ観光客のためか、綺麗な更衣室や靴洗い場ができており、2階にはオシャレなカフェもあって、失礼ですがどうも「奥多摩らしくない」のですよ笑

何でも、最近JR東日本は青梅駅⇆奥多摩駅の間の路線を、アウトドアを楽しめる場所として東京アドベンチャーラインと名付け、観光PRを頑張っているらしい。

確かに奥多摩の大自然を多くの人が知らぬままに廃れさせておくのは、個人的にももったいない気がしていたから、JRと自治体さんにはこれからも頑張っていってほしいですね。

奥多摩駅前の食堂でランチタイム

駅から歩いて約1分、「氷川食堂」に入りました。

奥多摩駅の周りって、本当に昭和初期を感じさせる古いお店しかないんですよ。トイレが和式だったりしてね。これはこれで味があっていいのですが、女性だとちょっと嫌厭する人もいるかもしれません。

でも、こちらの氷川食堂はかなーり新しくオサレな外観で、はっきり言って奥多摩という町の全てから浮いていました笑

メニューは、定番のとんかつ定食、唐揚げ定食、天ぷらうどんや丼もの各種といったところでした。ソフトクリームやお団子などの甘味もありましたね。

値段がすごく高かったりするのかな〜と思ったのですが、良心的でした。

腹ごしらえが済んだら、バスに乗り込みいざ出発です!

日原鍾乳洞行きのバスですが、本数が非常に少なく1時間に1本あるかないかです。

行きはまだしも、帰りは16時台が最終という異例の早さ。山奥に取り残されたら大変なので、事前に時刻表を調べてから行きましょう。

道中は非常に狭く、対向車が来るとバスと車がエグい距離ですれ違うのが面白い。

6月初旬とあって新緑が美しく、またバブル期に濫立されたであろう無数の民宿が軒並みボロボロに潰れているのが見えるので、廃墟好きにはオススメです笑

廃墟といえば、この奥多摩にも関東ではとても有名な廃墟があるよ!実際に行ってみた記事はこちらをどうぞ!

関東一の心霊スポット奥多摩ロープウェイに行った話【番外編】

2019-06-20
 

鍾乳洞前のバス停で降りたら、10分くらいトコトコ歩きます。

途中分かれ道になっており、左に行くと日原渓流釣場、右に行くと鍾乳洞用の無料駐車場、トイレや売店などがあり、そのさらに奥に鍾乳洞があります。

売店は開いていませんでした。平日はお客が少ないから、営業しないのかも。ご飯は奥多摩駅前で済ますか、渓流釣場の食堂で食べておいた方がいいですね。

バスから降りてすぐ思ったこと。虫がハンパない数飛んでる!!

もう6月だから多少はいるかと思ったけれど、ここまでブンブン元気でいらっしゃるとは思わなかった。とにかく虫除けスプレーが必須です。頭からかぶる気持ちでかけてください。

さて、受付に着くとこんなポスターが。

どうやらアプリで鍾乳洞の音声ガイドが聞けるらしい(ただし360円かかる)。

これはぜひ聴いてみたいとDWしようとしたら、携帯が圏外っていうね。SOFTBANKはいつも通り安定の圏外。ちなみにauはちゃんと電波立ってました。

鍾乳洞に入ってみよう!

日原鍾乳洞内は、年間を通じて11℃しかないんです。入り口前に立っただけでヒヤァとした冷気が足元を通りました。

冬の奥多摩の平均気温は0℃程度なので、逆に鍾乳洞内の方が温かくなるらしいです。

入り口付近に温度計が置いてありました。

ふくく
あれ、今日は9℃しかない…?
外が暑かったので余計にそう感じたのかもしれませんが、慣れるまでものすごく肌寒かったです!夏でも、中で羽織るための上着を持っていくことをオススメします。

まず入ると、細長〜く薄暗い道が続きます。初期のドラクエのほら穴を連想させる雰囲気!

女性の私でも頭上がぶつかると感じた箇所がボチボチありました。そのため、男性は頭をぶつけないよう慎重に歩いた方がいいでしょう。

特徴的な形をした石壁や岩には、それぞれ名前が付けられています。といっても基本的には何でその名前になったのかパッとはわからないものが多いのですが…。

この辺なんかは、比較的わかりやすいかも。

どうです、カエルに見えました?心が純粋ならきっと見えてくるはず。

入り口から少しすると、分かれ道に当たります。洞内は「旧洞」と「新洞」に分かれているようですね。順路どおりにまずは旧洞に向かいます。

洞穴内には、水滴が絶え間なくポタポタと天井から壁から床に垂れています。床も部分的に水溜まりのようになっているため、濡れてもいい滑りにくい靴を履きましょう。

この水滴を生かした趣向が「水琴窟」。

おそらく、滴り落ちる水滴の下に金属製の板か何かを置いているのかな…?と勝手に予測しますが、ここでじっと耳を澄ませば、鉄琴を叩いたような綺麗な音色が壁から聞こえてきます。

何で予測かって?パンフレットに全然詳しい説明がないんですよ…笑

だからアプリのガイドも聴きたかったのよ…残念。

また、もう1つ謎だったのが「十二薬師」の天井一面に張り付いた1円玉。

この銀色の丸は全て1円玉らしい…。

おそらく観光客が1円玉を天井に投げると、水滴によって1円硬貨が張り付くのだと思う。けど、1円玉はとても軽いから実際投げてみたけども飛距離がのびず、天井まではとても届かないのですよ。男性が投げれば届くのかな…?

洞穴は奥に向かうにつれて、急な階段があったりデコボコした道が増えてきたりするので、お年寄りはくれぐれも注意ですね…。岩場だし転んだら骨折もありえます。

さて、旧洞のメインどころといえば、こちらのライトアップされた、だだっ広い奥間で間違いないでしょう。

ライトアップはバッチリ決まっており、色鮮やかな岩壁が何とも神秘的です。この広大な空間ができるまでに一体何万年かかったんだろうね…きっと途方も無い時間が流れたんでしょう。

そして奥には何と「縁結び観音」が。ちゃんと噂通り恋愛パワースポットでもあったんだね!

近くで観音様のお顔を拝見しましたが、その台座を見てギョッとしました。おびただしい数のお守りやおみくじがズラーっと一面を埋め尽くしている…。観音様も女性の禍々しい欲を一身に背負われて、お疲れ様です…。

しかし、実際に縁結びの効果があるからこその、このお守りの量なのかもしれませんね。

急な段差がエグい新洞

新洞に入ってすぐ思いましたよ。階段の傾斜エグくない?そして、ツルツルし過ぎじゃない?

底が見えない…!

これは齢25の私にもキツかったので、お年寄りが登るのはほぼ不可能ではないかと思いました。彼女と行くなら、絶対に彼女を先に登らせてあげて下さい。「もし滑って落ちたとしても、俺が絶対受け止めるから。」って言うのも忘れないでね。

階段のスロープは全て鉄製。そして絶えず降り注ぐ水滴でサビがひどく、濡れて滑りやすい。さらに気温が低いので、スロープもキンキンに冷えてやがるから、握る手が冷たいのです。

私の掌と携帯は、赤茶色の錆だらけになってしまいました。これが嫌な方は、否みんな嫌だと思うけど、軍手を持っていった方がいいと思います。

そんな危険な新洞ですが、鍾乳石が豊富なんです!やはり鍾乳洞といえば、天井から垂れ下がるツララ石や、地面から勢いよく伸び上がる石筍を連想するでしょう。

旧洞ではあまり見られないのですが、新洞ではたくさん見られちゃいます!

この鍾乳石、なんとたった1センチ伸びるのに150年もかかるのです。人間は鍾乳石が1センチ伸びるのを見る間もなく、死んでいくのですね。

ただ、見られるのは全て金網越しなんですよね…。画像は網の目にレンズをあてて撮ったものです。

石が折れて落ちてくることを懸念しているのか、観光客がふざけて折らないようにしているのか…。それだけが少し残念でしたが、美しい鍾乳石群を目にできて、大満足でした。

ではでは!

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アクセス

日原鍾乳洞

  • 営業時間

4/1~11/30 午前8時~午後5時
12/1~3/31 午前8時30分~午後4時30分

  • 入場料

大人(高校生含む)800円

中人(中学生) 600円
小人(小学生) 500円

所要時間は約40分と公式サイトにありましたが、ゆっくり撮影して回ったら1時間ほどかかりました。

たった1時間の散策ですが、出た後は何か異様な疲労感を感じます。おそらくアップダウンが激しいからでしょう。運動不足ならば、翌日は筋肉痛待ったなしかも。

また、休日は混雑するらしいので、車で行くと駐車場に車を止めきれるか微妙だなと思いました。

なお、近くには川釣りやBBQを楽しめる日原渓流釣場や、樹齢1000年の巨木倉沢のヒノキもあります。せっかく遠路はるばる奥多摩までいらしたなら、ぜひぜひお立ち寄りください。

  • 住所:〒198-0211 東京都西多摩郡奥多摩町日原1052

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